cotton field on sunset photo

Control Union はBCIにより第三者検証機関として承認されました。

2024年4月3日 

プレスリリース 

Control Unionは、Better Cotton Initiative(BCI)より、サプライチェーンにおける「Chain of Custody(CoC:管理の連鎖)」のモニタリングおよび独立評価を行う第三者検証機関として正式に認定されたことを発表いたします。 

BCI(Better Cotton Initiative)は、21か国にわたり綿花栽培とその実践におけるより良い基準を推進する、非営利のマルチステークホルダー型ガバナンス団体です。BCIは、綿花の生産を担う人々、環境、そして業界の将来にとってより良いものとすることを目的に、「Better Cotton(より良い綿花)」を持続可能な主流商品として発展させることを目指しています。 

Control Unionは、長年にわたり繊維業界におけるグローバルなサステナビリティ基準の達成を支援しており、サプライチェーン全体において最高水準の持続可能性と倫理的実践を維持することに尽力しています。 

Control UnionのBCI認定について、スキームマネージャーのAuyan Biswasは次のように述べています: 「私たちは、CoCモニタリングおよび評価サービスの提供を通じて、クライアントへの支援範囲を拡大できることを誇りに思います。CoC基準では、最大4つの異なるモデルのいずれか、または組み合わせを導入することが可能です。」 

Better CottonのCoC基準は、トレーサブルなBetter Cottonや綿を含む製品を売買するサプライチェーン上の組織に対して、必要な要件を定めています。製品の信頼性を確保するため、すべての繊維サプライチェーン関係者に対してモニタリングおよび評価手順が策定されています。 

Better Cottonの第三者検証(3PV)イニシアチブは、綿花農場のサステナビリティ実績を検証・確認することに重点を置いています。Control Unionはこの3PVアプローチを通じて、持続可能な綿花調達における透明性と信頼性を確保し、環境と地域社会の双方に利益をもたらします。 

小売業者およびブランドは、年間の綿繊維消費量を算出することが求められます。BCI加盟の小売・ブランド会員(RBメンバー)は、独立評価サービスを利用して年間のBCI綿花消費量を測定し、7月31日までにBCIへ「年間綿花消費報告書」を提出する必要があります。 

なぜBCIのCoCモニタリングと評価が重要なのか

現在、製造業全体でトレーサビリティ(追跡可能性)は世界的な要請となっています。多くのブランドや小売業者は、サプライチェーンの信頼性を確保するためにこの要件を必須としています。Better Cottonのトレーサビリティソリューションにより、綿花の原産国まで遡って追跡することが可能になります。同時に、トレーサビリティは、現場レベルへの投資をより効果的に行い、農家の持続可能性向上と収量増加を支援することにもつながります。BCIのCoCモニタリングと評価は、最終製品におけるBetter Cottonの信頼性を保証します。

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